朝日放送系の『ポツンと一軒家』という番組が高視聴率だそうですが、あの「この先にホントに人が住んでいるのだろうか？」という感覚・・・他人事には思えません。

当社へ初めて来られる方は「この先にホントに会社があるのだろうか・・？」と思って来られるのではないかな・・と。（※当社の周りには大勢人が住んでいます！）

本社工場の対面に広がる畑の少し先に、いこいの森公園（市指定避難場所）という小山があり、その麓に古代住居を模した東屋があります。「下り坂遺跡」という平安時代の竪穴式住居址です。

公園整備時に発掘されたもので、この地区では他にこの時代の住居址は見つかっていません。いわば、平安時代の「ポツンと一軒家」でしょうか？住居には巨大なカマドがあり（復元されています）ここで「鍛治」が行われた形跡が見つかっています。この辺りにあったと言われる「牧（まき）」（※古代の朝廷直属の牧場）と関係があるのかもしれません。


それはさておき、当社ではこの住居址を目指して逃げる・・という避難訓練を毎年この時期に実施しています。今年も６月３日（月）に実施しました。

慌てず、急いで、避難します。

今年は「印刷室で火災が発生した」という設定で行いました。
集合して点呼を取り、かかった時間を記録します。（次年はより短縮を目指します）

古代人も避難場所の目印に使われるとは思いもしなかったでしょう・・。