当社の本館、正面玄関前に小さな祠（お稲荷さん）があります。いわゆる邸内社です。

本社では仕事始め・仕事納めの際などに一同で拝礼することが慣習になっています。

しかし、この稲荷がどういった経緯でこの場所に祀られているのか、創業した平谷夫妻しか知らないような状況になって来ています。そこで、その由来と名称を刻んだ「標石」を設置することになりました。

8月7日（金）、阿禮神社の塩川宮司をお招きして「清祓い」と「安全祈願」（新型コロナウイルス感染症早期終息祈願）を執り行うとともに、改めて「除幕式」を実施しました。

標石には、次の通り刻まれています。

豊栄稲荷の由来
「平谷芳子が創業から十四年目の春 当時取引先写研社長石井裕子氏の勧めにより 写研敷地内にある正一位伏見稲荷より 創建された 豊栄稲荷の命名を勧請し 創立者平谷茂政によって創建 この地に永遠の繁栄を祈念する」

ルーツを知ると、見る目も変わって来ます。
当社にとっては会社の守護神でしょうか。大切にお祀りしなくてはならない祠です。