「びんだらいし」と読みます。

過去にここでもちょっと触れていますが、
本社のすぐ近く、ハイコムの森の「あじさい公園」の隣にある巨石です。

地元の新聞に、弊社会長の平谷が「句碑の拓本を公民館に寄贈した」という記事が掲載されました。

・2021年3月30日（火）付　信濃毎日新聞（右）
・2021年4月3日（土）付　市民タイムス（左）

この「句碑」というのが、この『鬢盥石』なのです。

道路（県道岡谷楢川線）から見下ろすとこんな感じ。
自然石ですが、カモシカ君の視線の先辺りに文字が彫られています。

落葉を払い、苔を洗い落とすとこの通り。

「陽炎や　鬢盥石に　萌ゆる影　憑史談会」 と読めるそうです。


詳細は、下記のリンク先（市民タイムスWEB）でどうぞ。

当社で編集や校閲でお世話になっている専門の方に拓本の採り方を指導いただいて、
こんな感じで採ったものです。

俳句・短歌関係のお仕事も大変たくさん承っている当社ですが、
身近にこういったものがあることを改めて認識したのでした。


「鬢盥石」のいわれについては、機会があれば改めて紹介したいと思います。